耳下腺腫瘍: 術後11日目
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退院後、初の診察。
今日は抜糸の予定。
通常抜糸は術後1週間らしいけど、年末年始を挟んだためこの日になった。
予約時間は15:30。
不安だろう、と父が診察室まで来てくれた。
「手術、お疲れ様でした〜」
と、T先生。
大変お世話になりました。
先日、傷口に白いブヨブヨした物体が発生した事を告げ、
薬が塗ってあったんですか?と聞いてみた。
「薬?塗ってないわよ。」
じゃぁ、テープのノリかなんかですかね?
「ノリ?ワッハッハ!そんなの付かないわよ〜」
なんなんでしょう?
「あー!テープだわ!水分を含むと白く溶けるテープが貼ってあったんだわ。その上から防水テープを貼ったのね。」
そうだったのかー。
言っといてよ〜。めちゃくちゃ焦ったじゃんか😭
確かに、ドレーンを抜いた時、処置してくれたのはT先生ではなくH先生だった。
「剥がして、新しいテープに張り替えたのは正解!
いいテープ貼ってあるわね。上手く貼れてるじゃない」
テープは、この病院の売店で買いました。
「テープは私が貼りました!😄」
と、父が意気揚々と会話に入ってきて、先生に褒められご満悦。
T先生がペリペリとテープをはがす。
「傷はちゃんとくっついてるわね。」
糸をパチパチと切り、ピンセットでつまんでスーッと抜いた。全く痛くなかった。
傷は、まだ痛みがあること、左側の顔の動きが鈍いことを告げる。
顔の動きは、第三者からみると気にならないが、本人が違和感を感じるなら少し麻痺が出ているのかもしれない、とのこと😓
神経は切っていないので、麻痺は治りますと。
動きをチェックし、傷口周辺の痛みと赤みもあるので、薬が処方された。
クラビット 500mg 7日分: 感染症の治療
メチコバール 500mg 14日分: 末梢神経障害を改善
耳元に怪我がある、くらいの認識で通常の生活をしてよいとのこと。
傷口は、そのままでもいいっちゃいいけど、傷痕を少しでも綺麗に治すためにはテープを貼った方がよい。だそうだ。
傷に対して垂直に、少しずつずらして貼るのだけど、
自分で貼るには難しそう😅
次の診察は2週間後。
肝心の腫瘍の病理結果はまだ出ていなかった。