耳下腺腫瘍: 術後11ヶ月
2020.11
つい先日、インフルエンザの予防注射を受けに行った。
そこは、左耳元のコリコリに気付いて最初に行った内科だった。あれ以来来ていないけど、あの時、この受付で先生に、うちじゃなく耳鼻科に行ってと言われたんだった。
あー、なんだか懐かしい☺️
去年の今頃、穿刺吸引細胞診の結果も出て手術を受ける事を決めた。
パッパと検査や手術、入院を決めたけど他人事のような感覚だった😅
それからあっという間に月日が流れ、術後の傷の痛みや喉の痛み、首の動かしにくさ、なんと言っても顔の左側の麻痺などあったことも今では忘れてしまうくらいになった。
そう言えば、耳たぶの感覚も全くなかったんだった。
手術したことの証は、傷跡。
だんだん薄くはなったけど、触るとボコッとしている。耳たぶの前側の付け根もめくってみると痕が分かる。
耳たぶから耳の後ろ側は、痛いわけではないけれど、感覚が敏感なのか鈍感なのか何とも言えないゾワゾワ感がある。
今では、あまり触られたくない部位となった。
ケアはもうこれと言って何もしていない。
テープも貼っていないし、日差しもあまり気にしていない。
人から傷痕を発見されて何か聞かれた事もない。
言わなきゃ分からないみたい。
あれから、気を付けていることと言えば、自分の体をよく触るようになった。
あの耳元に発見したコリコリは、触れた感覚は小さかったけれど、明らかに"異常"だった。
自分の体が発信するサインをちゃんと受け取ろうと思う。