手術前検査+MRI
12/2
13時。
手術前検査。
・尿検査
・血液検査
・胸部レントゲン
・心電図
尿検査…マズイ、出ないかも。
スミマセン、最後でもいいですか?
「ご自分のタイミングのいい時でいいですよ〜」
かたじけない。
血液検査。
順番待ちの番号がたくさんモニターに出ているけど、どんどん呼ばれていく。
あっという間に自分の番に。
血液検査や献血で貧血になった事があるので、健康診断の時はいつもベッドでの採血。
今回もお願いしようかと思ったけど、平気だった。
結構な量採ったのに。
レントゲン、心電図も滞りなく。
最後に、採尿…無事出来ました😅
その後、MRIへ。
検査着に着替え、アクセサリーも全部外す。
化粧はしていかなかった。
スッピン+マスク。楽ち〜ん♪
検査室はちょっと涼しい。
心電図のセンサーを付け、イヤホンをし、頭から顔にかけてカゴ?みたいなヘルメットの枠組み?みたいなものを被せて固定。
何かあったら呼んでと、ナースコールのようなボタンが渡される。
「動いたらやり直しなので動かないで下さいね。」
「唾も飲まないように。咳も我慢して下さい。」
めっちゃプレッシャーかけるじゃん😣
トンネルの中に入る。
ガーガー、ビービー、ゴーゴー、ブーン。
よく工事現場の音みたいな感じと聞いていたけど、まぁそんな感じ。
最初は3分、次も3分くらい。
次が10分くらい?
何回かそんな感じで撮影。
最初はへっちゃらだったんだけど、
動いちゃいけない事が辛くなってきて、冷や汗が。
そしてなんだか喉もイガイガ。ヤバイ、咳が出そう。
バリウムを飲んだ時に、ゲップを我慢する感覚。
ちょっと小出しにゲップする、そんな感じで小さく咳払い。
バレたかな。
撮り直すなら直してくれ。
なんとか終了。
30分近くかかったかなー?
そんなにかからないか。
そして、また耳鼻咽喉科の外来へ。
撮った画像を見ながらT先生の診察。
目ん玉が白く浮き出ていて気持ち悪い。
腫瘍は2つ。
他の場所にはないらしい。
手術方法の説明を聞く。
・全身麻酔
・耳たぶに沿って首元へS字に切開
傷は、7〜8センチ
意外と大きいな。
耳と首のシワであまり目立たないよ、と。
嫌だと言っても仕方なし。
・創部に溜まった血液や唾液を排出させる為、ドレーンを入れる。
・手術予定時間は3〜5時間
耳下腺は顔面神経が5本通っていて、それを避けながら腫瘍を取る。
「この神経を探す作業が、医師側からすると面倒なのよ〜。
しかも、ソペンさんの腫瘍は通常よりも顔の前側にあるのよね」
メンドウって〜❗️
先生、言い方😆
T先生の言葉は文字にするとアレだけど、なんだか私にとっては信用できると思えるのです。
裏表のない、ストレートな表現が。
「私が執刀します。
月に1〜2例ある手術なので特別珍しい手術ではありません。
心配しなくて大丈夫。」
という心強い言葉もいただきました。
神経の上に乗っかってる状態の腫瘍ならば、すぐ終わるけど、神経にからまってる場合があり、そうなると取るのが難しい。
出来るだけ取り切る為に、神経を傷つける、または切る場合がある。
後遺症
・顔面神経麻痺。
神経を傷つけていない場合、数ヶ月で戻る。
最悪のケースで神経を切ったら麻痺が残る。
・耳下部に汗をかきやすくなる。
・唾液が傷口から漏れる。
・耳たぶの感覚がなくなる。数ヶ月かけて回復する場合もある。
後遺症が出たらその対応はその時考えていきましょうと。
今思うと、ちょっと怯む内容だけど、当時の私はあまり怖いとかたじろぐとかいう感情が湧いていなかった。
なんとかなるでしょ、みたいな。
もしかしたら、人ごとのようで現実を受け止めていなかったのかも⁉️
だから、こんな事も聞いていた。
どうせ切るならついでにリフトアップしてもらえません?😁
「ワハハ!したいよね〜。でも、出来ないのよ〜」
ですよね…😅
ジョークです。ちーん。
その日は、診察後に看護師さんから別室で入院の説明があった。
事前に用意するものや、入院中の予定など。
12/26日11時入院、27日手術、年内退院を目指すことになった。
両親になんて言おう。
手術には、家族の付き添いが必要なのだ。
その夜、実家に電話。母が出る。
割と反応が薄い。
一通り経緯を報告し、手術日に来て欲しいと伝えて電話を切る。
しばらくして、父から折り返し電話。
明らかに狼狽していた。
やっぱり驚いたよね。ごめんなさい😞
父と母、2人で25日から来ると。
ありがとう。お世話かけます😭
レンタル布団屋探さなきゃ。
腫瘍のある左耳。
腫瘍の無い右耳