入院2日目:手術

12/27

手術当日。

6時にバチッと電気が煌々と付き、起こされる。

規則正しい生活と言っても、夜中にいるんな音で目が覚めたり、慣れない環境で眠れなかったり朝イチから検温や血圧測定って、超寝不足😣

体に相当な負担なんすけど…。


手術開始予定は14時。


9時頃だったか?T先生と耳鼻のH先生とA先生が病室に来る。


「今日は耳鼻科医総出で手術担当しますからね。」


心強い。

どうぞよろしくお願いします。


あー、本当に手術するんだなぁ。

手術3時間前の11時から禁飲。

ギリギリまで白湯を飲んでいた。


うーん、暇だなぁ。体鈍っちゃいそうだなぁ。

よし、久し振りに筋トレしよう!(なぜ、今⁈)


ベッドの脇で、スクワット。

ベッドの上でクランプ。


フーっと息をついたところで看護師さんが体温と血圧を測りに。

血圧.、上が137…


「ちょっと高めね。手術前で緊張してるかな?」


いえ、筋トレしてて…😅


手術の1時間前に来るよう言われていた両親が、ちょっと早目の12時前に来てくれた。


デイルームでしばしだべる。

12時半過ぎ、ちょっとベッドに戻る途中、看護師さんに呼び止められる。

前の手術が早めに終わり、私の手術が少し早まりそう。時間が分かったらデイルームに伝えに来る、とのこと。


両親にもそう伝え、ちょっとだけ緊張😅


1245ごろ、お手洗いへ。

その帰りにふたたび看護師さんに呼び止められる。


「ソペンさん!手術室に呼ばれちゃった。行きましょう。」


えっー‼︎今?すぐ?


「そう、すぐ。もう来てって」


急いで手術着に着替える。

看護師さんが両親を呼びに行く。

アクセサリージャラジャラしてるので、はずす。

朝はずしとけ❗️

ピアスも😣


手術着の中はおパンツと弾性ストッキングのみ。


13時過ぎ、ワタワタしながら、看護師さん、両親と共にみんなが使うエレベーターに乗って歩いて4階へ。


そういや、禁飲は術前3時間からで、11時ギリまで白湯飲んでたよ?

1時間も早まったけどいいのか⁈


昨日来た手術室の待合室の椅子でみんなで待つ。

そこには麻酔科の説明待ちの人や付き添いの人達が数人いた。


数分すると、手術室の扉が開き呼ばれる😳

行ってきます❗️とみんなに手を振って颯爽と歩いて行った。(つもり。気分はドナドナ)


最初の自動ドアを入ったところに麻酔科医、昨日の手術室担当看護師さん、と男性看護師さん。

名前と今日の手術の場所を答える。

メガネと髪を束ねていたゴムを預け、シャワーキャップみたいな帽子をかぶる。


左に曲がると通路?廊下?の両側に手術室が。

8部屋あるんですって。

通路が広い。

私は手前から2番目の部屋だそうだ。

すでに扉が開いていて、真ん中に細い手術台が。


何か黄色っぽい紙がフワッとかぶっていて、それを剥がして座る。


「幅が狭いから落ちないようにゆっくり座ってね。」


ホントに幅が細いベッド。寝返りは打てないね。


隣にもう一つ手術台?があったなー。

もっとキョロキョロ見ればよかった。


ベッドに横になるとすぐに、右手側の女性看護師さんが、


「血圧測りまーす。」


左側の男性看護師さんが麻酔の点滴を打つと言う。


「アルコール消毒ででかぶれますか?」


頭の上の麻酔科医師さんが胸に心電図のパッドを貼り、


「これ見える?脳波を見るシール。貼りますね」


と、おでこに貼る。


3人ほぼ同時に話すもんだから、誰の話を聞いてればいいんだか。


そういや、T先生はどこにいるのかなぁ?

術前は、お会いできなかったと思う…記憶なし💦


点滴で少し眠くなると言われたけど特に変化がない。

次に麻酔のマスク。これで完全に眠りますと。

まだ寝てないアピールのために目を開けていると、

ちょっと目が回ってきた。

これが麻酔なのか〜。


「深呼吸してくださ〜い」


深呼吸してみる。(多分してない)

寝てないよ、とまだ目を開けている。

目、グルグル。


「はい、大きく深呼吸〜」


もうダメ、目を瞑ろう。

深呼吸1回、2か…ぃ…



起きる。電気が眩しい。


「終わりましたよー。」


と言われた気がする💦


口から人工呼吸器が外され、激しくむせる。

タンが出る。

吸引してもらう。


T先生が、


「取った腫瘍これね〜。全部取りましたよ」


と、瓶詰の赤い腫瘍を見せてくれた。気がする💦


せーので移動ベッドに移され、ガラガラと移動。

廊下に出る前にまたむせる。喉が猛烈に痛い😣

男性看護師さんが、唾出していいよとティッシュを口に当ててくれた。優しい。


廊下を曲がったりエレベーターに乗ったりする感覚はあったけど、目を開けられなかった。

眠いと言うより目を開けるのが億劫だった。


17時ちょっと前、病室に戻ると、デイルームで待っていた両親を看護師さんが呼びに行ってくれた。

両親登場。

母が、


「お疲れ様ー、がんばったね」


と声をかけてくれた。気がする💦


喉が痛くて声が出ない。

なんとか返事をしようとしてもかすれて音になっていない。

聞くところによると、手術室に入って出て来るまで3時間45分だったらしい。


自分がどんな状況なのかちょっとづつ観察。

点滴が刺さり、黄色いのと透明なの2つ吊り下がっている。

酸素マスクをしていて、術後3時間くらいしていなきゃならないらしい。

耳は、腫れてそうだなーという感覚。痛いというより違和感。

何か大きな違うものがくっついているみたいな。

傷口に血液や唾液が溜まらないよう首からドレーンが刺さっている。

長時間の手術の場合は尿導管を入れる場合があると言われていたけど、入っていなかった。

気付いたら、手術着からガウンのような丈の長いパジャマに変わっていた。


両親が食事をしに行った。

戻ってきた頃、耳が痛くなってきた。

看護師さんに痛み止めをお願いする。

が、黄色い点滴が終わらないと痛み止めが出せないのだそうだ。


ウー😓


そして、

看護師さんに、ずっとベッドに寝てたせいか腰が痛いと訴えること2回。

が、それは対応してもらえず…😭

黄色い点滴、なかなか減らないなー。

痛み止めが貰えれば腰の痛みにも効くはず。

もはや、耳よりも腰の痛みの方が堪え難かった。


黄色いの、やっと終わった!

母に黄色いの終わったと言いに行ってもらう。

少しして男性看護師が点滴を回収に来て、そのまま去る。

痛み止めは?

しばらくして女性看護師さんが遅くなりましたー。と痛み止めを持ってくる。

遅いよー😖

ロキソニンの点滴だった。

へー、ロキソニンって点滴あるんだー。


痛み止めが効いてきたのかいくらか楽になる。

が、腰は痛い。

腰が痛すぎるので起きていいかと聞いてみる。

酸素マスクが外れるまではダメだと。

ヒー💦

首を動かすと耳が痛いし、横向きたくて腰を動かそうと思うと今度はお腹が痛い。

何このあらたな痛みは?


❗️❗️…筋肉痛だ😱


昼間やった、筋トレのせいでお腹の筋肉痛😱

何してんだか😩

しかも、筋肉痛になるの早くない⁉️


もう身動きできないー😭


泣きそうになっていたら看護師さんがベッドのリクライニングを少し起こし、腰にバスタオルを挟んでくれた。

あー、楽〜😂


酸素マスクが外れたら前倒しで歩行練習をしましょう、ということに。


面会時間が終わる20時ごろ、両親が帰り、酸素マスクが外れる。

歩行練習で立ち上がるとちょっとクラッとした。

そして、点滴棒を置き去りにして歩き出す😅


首に刺さってるドレーンの血を溜めるパックを袋に入れて首から下げているが、これが意外と重い。

切ったとこに響いて首痛いし。

首にかけていることを忘れてヒョイッと立つと、勢いと重みで傷口に響く😫


その日は、1日中何も食べられず、看護師さんがマグカップに水をたくさん入れてきてくれた。


22時ごろ、寝る。


新しく入ってきた患者さん、吸引を頻繁にする。

彼女も辛そうだけど、その音で全く眠れない。

ウー。


点滴のせいか、トイレが近く、2時間おき。

ウトウトすると、ガーガー吸引、トイレ、吸引。もー、寝たい。

朝6時に起床の電気が点くまできっちり2時間おきにトイレに行っていた。点滴棒と共に…。


それにしても夜中にいつトイレに行っても、廊下で看護師さんに会った。

ホントに大変な仕事だなぁと、つくづく思い知った。

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